「こえのよはく」🍃長浜奈津子のブログ(俳優座女優・朗読家)

詩と朗読、芝居とうたのある日々。 声のみちを歩き、ことばと物語を届けています。 こえのひと、物語わらふ。 長浜奈津子🍃俳優座女優_朗読家

詩情にひたる空間で千秋楽、札幌にて ― おとがたり朗読公演 北海道ツアー2025.9.7 (日)

大雪山の水、バタークッキーと北舟岡珈琲焙煎所の一杯

 

札幌の宿で迎えた朝

JR北海道、特急「すずらん室蘭線で海沿いを走り、

千歳線で、前夜に札幌入り。

市内の宿で迎えた朝──今日は千秋楽です。

4日間という短い間でしたが、とても充実した時間でした。

ゆっくりふり返りながら、

大雪山の水で、室蘭で頂戴した

北舟岡珈琲焙煎所の5種類の珈琲から一杯を淹れ、

素朴な味わいのバタークッキーをいただきました。

海の見える焙煎所。次はぜひ訪ねてみたい。

田丸雅智「海酒」を読んだせいか、

珈琲の味わいの中に海を見ていました……

今日は、千秋楽。きれいに着物をきて、俊カフェへ。

 

 

俊カフェの入口は、ここ。

 

札幌俊カフェで

徒歩でいける宿から、俊カフェへ向かいました。

昨夜から少し気温がさがって、爽やかな風に緑の木々が揺れています。

 

 

古い階段を、一段ずつ のぼります

 

古い階段をのぼる

俊カフェといえば、この古い階段。

ぎし、ぎしと音を立てながら、一歩ずつのぼってゆきます。

“楽に着いてしまう” 世の中に反して、

からだを使うと、何のために上がるのかが見えてきます。

 

 

硝子扉の向こうには…|俊カフェ

 

 

ガラス戸の向こうに…

この硝子扉の向こうに、言葉と音楽の空間が待っています。

──ゆっくり、扉を開く。

わたしも、皆さんも、この道を通りました。

そして…

 

高野聖泉鏡花 おとがたり朗読公演|開場とともに、お客様がいらっしゃいます。

 

 

札幌の夕

直毅さんが俊カフェへ。

ヴァイオリンの音が空間に馴染み、静かに本番を待ちます。

そして今年の演目、泉鏡花高野聖」の幕開け。

俊カフェでの上演は、またどことも違う緻密なやりとりとなりました。

登場人物たちのドラマが交わり、最終場面では

高野聖」の生き方、その意思が大きく貫かれた──

そう感じられる千秋楽でした。

 

 

終演後に

札幌には友達がいます。小中の頃の友達が仲間と来てくれました。

朗読の生徒さん、そのお仲間、大切なお客様も。

ことばを交わすほどに、ここへ足を運んでくださったことへの感謝が、

心に大きくふくらみました。

皆さま、そして俊カフェの古川奈央さん、ありがとうございました。

あらためて「高野聖」の素晴らしさを思い、

次の演目への想いも、静かに胸に浮かびました。

 

 

 

札幌 千歳空港

大きな月。スマホ望遠で撮ると、まるで絵本の一頁のようでした。

 

 

北海道での朗読公演の旅は、

こうして千秋楽を迎えました。  

 

心に浮かぶことあれども……  
それはまたいつか、あらためて。  

おとがたり北海道朗読公演ツアー2025 後記。  
お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

**こえのひと、物語わらふ**
Natsuko Nagahama

 

 

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