
室蘭「港の文学館」|ラベンダーが風に揺れていました。
列車の旅
小樽から早朝、室蘭へ向かいました。
連日、晴れやかな青い空。北海道の今年は暑いといえども、湿気が少なく風が爽やかに感じます。
車窓から見える海も、わたしの心を映すかのように、静かに輝いていました。

美しい文学館へ…
赤い煉瓦の「室蘭 港の文学館」。
ラベンダーやバラの花々が風に揺れています。
到着するとスタッフの方々がお迎えくださり、すぐに会場作りに取りかかりました。

室蘭「港の文学館」|入口にて。
ステンドグラスのひかり
館内に入ると、ステンドグラスのひかり。ああ、きれいだな──。
その中に、おとがたりのポスターが貼られていました。
ありがとうございます。

「高野聖」泉鏡花 おとがたり朗読公演ポスター|室蘭「港の文学館」
木造りの部屋にて
アンティーク、マホガニーの家具。背のあるチェアーが並ぶ木造りの部屋。
整えられた会場に、今年も70名をこえる皆さまが集まってくださいました。
FMラジオ「いってきますらっしゃい」や地元新聞(室蘭民報「むろみん」)、そして文学館で広く告知していただき、たくさんの方が足を運んでくださいました。
この会場は横に広い造りですが、不思議とお客様との距離感が近く感じられます。
…いわゆる劇場空間とは違い、港の文学館の一室で向かい合って「高野聖」を楽しむ。
その感覚は、わたし自身も「語り部」になったように思えるものでした。
まるで、古くから北海道にあった口承文化の香りを感じるようでした。

口承文学のように

館内は、書籍とともに美しいひかりが輝いています。
北海道での旅は、こうして続いています。
次は札幌、千秋楽公演へ向かいます。

**こえのひと、物語わらふ**
Natsuko Nagahama
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