「こえのよはく」🍃長浜奈津子のブログ(俳優座女優・朗読家)

詩と朗読、芝居とうたのある日々。 声のみちを歩き、ことばと物語を届けています。 こえのひと、物語わらふ。 長浜奈津子🍃俳優座女優_朗読家

9/5(金) 海の街で、鏡花物語の余韻をきく__ おとがたり北海道ツアー② 🌿小樽市文学館 編

市立小樽文学館 外観
市立小樽文学館|歴史ある港町の文学の拠点、窓々には文豪が。

🌿 小樽公演について

2025年、おとがたり北海道ツアー。今回は、市立小樽文学館での公演です。

泉鏡花高野聖』を朗読します。

文豪たちのまなざしが、窓硝子に並ぶ。北の港街、歴史をまとった建物。青い静けさのなかで、ことばが、音にかわってゆきます。坂下のその先には、小樽運河と小樽港。… 海が、世界へと扉をひらいている。

高い天井、深い響きのある、市立小樽文学館の静かな空間に、鏡花のことばとヴァイオリンの音がふわりと響き、街の色彩に滲みながら、広がっていく。

市立小樽文学館 内観/展示室
市立小樽文学館|趣ある建物が物語を迎え入れます。

公演詳細

ご予約・お問い合わせ:
お電話:090-3339-1281(長浜)
メール:nappy_malena@yahoo.co.jp
※件名に「おとがたり予約」、本文に《9/5 小樽公演》《代表者氏名》《人数》《連絡先電話番号》をご記入の上、お申し込みください。

<公演申込みフォーム>

小樽の古いガラスと夜の街の色
古いガラスから滲む、街が夜になってゆく色彩。

高野聖」あらすじ

旅の僧が、飛騨から信州へ向かう山中で道に迷った。身を襲う大蛇と山蛭の雨が降る山路を抜け、人里離れた一軒家にたどり着く。そこには美しく妖艶な『女』と、病の『少年』が住んでいた。一夜の宿を乞うと、女は僧を迎え入れる。川の水を浴び、女は僧に体を洗い清めるよう勧め、自らも着物を脱いで寄り添い、僧の心を惑わせる。僧は修行の身、必死に誘惑を振り払い夜を明かすが、女にはある秘密があった──。

泉鏡花、28歳の出世作。初出:1900年(明治33年)2月1日。

 

泉鏡花高野聖』作品についての魅力、 泉鏡花についてのお話をnoteで公開中。
🌿 ①  note記事 
 あわい、鏡花の言葉・幻想世界の魅力──
 https://note.com/nappy_reading/n/nc2897b310f35

🌿 ② note記事
 凛とした、その背中の美しさを__
 https://note.com/nappy_reading/n/n9bac8ed245ff

泉鏡花

豊かな語彙と視覚的な描写、独特で美しい文体で多くの幻想的名作を生み出した小説家・劇作家。金沢出身。明治後期から昭和初期に活躍。代表作『高野聖』『夜叉ヶ池』『海神別荘』ほか。

ー 出演者プロフィール ー

おとがたり 公式サイト

女優・長浜奈津子とヴァイオリン奏者・喜多直毅による朗読ユニット。首都圏を中心に活動。物語のファンタジーを声と楽器で空間に立ち上げるため、即興的に互いの間・抑揚・言葉に反応し進行するパフォーマンスは臨場感にあふれ、聴き手は物語に居合わせるかのような印象を抱く。来場者のみならず文学研究者からも高い評価を得ている。

長浜奈津子 ウェブサイト

桐朋学園演劇科卒業後、劇団俳優座へ。女優・朗読家。2016年より「市川荷風忌」朗読出演。ヴァイオリニスト喜多直毅氏との“おとがたり”では『濹東綺譚』ほか荷風作品を多数上演。六本木ストライプハウス「朗読空間~ひとり語り」では泉鏡花高野聖』、坂口安吾桜の森の満開の下』『夜長姫と耳男』などを朗読。村岡花子訳『赤毛のアン』朗読配信、朗読教室主宰など幅広く活動。“女優の語り”で登場人物に命を吹き込み、物語る。

喜多直毅 ウェブサイト

国立音楽大学卒業後、英国で作編曲、アルゼンチンでタンゴ奏法を学ぶ。現在は即興演奏やオリジナル楽曲を中心に活動。タンゴに即興や現代音楽の要素を取り入れた“喜多直毅クアルテット”はオリジナリティと精神性において高く評価されている。黒田京子、齋藤徹(故人)との演奏、邦楽・韓国伝統音楽奏者・現代舞踏家との共演も多い。欧州公演も頻繁に行い、我が国で最も先鋭的なヴァイオリニストの一人とされる。

 

 

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**こえのひと、物語わらふ**
Natsuko Nagahama